2014年11月1日土曜日

研究セミナー「サンゴ礁と生物」開催報告(東京支部)

研究紹介セミナー「サンゴ礁と生物」を日大で開催しました.
約15名の参加者がありました(高校生も参加くださいました).
みなさまありがとうございました.




山本さん(東大)からサンゴ礁の海洋酸性化について,和田さん(日大)からサンゴの病気について,伊藤さん(早大)からサンゴ共在細菌について,これまでの研究のレビューと最新の成果をお話頂きました.


話のポイント
山本さんの話:サンゴ礁の海洋酸性化を語る上で礁湖の砂地の役割を無視しないで!
和田さん:サンゴの病気に関するレポートは多けれど病気を引き起こす要因については謎だらけ.病気の種類も多様性が高い.病原因子(細菌,真菌,繊毛虫,ウイルス等)を如何に料理するかが今後の課題.
伊藤さん:サンゴの生理生態を理解するにはサンゴ共在細菌の多様性と機能の解析が不可欠だ!これからのホットトピックな予感.

セミナー中は,学祭まっただ中で,セミナー中に花火がどかんどかん打ち上がっていました(笑).


次回は1月に「サンゴ礁と物理」のタイトルでセミナーを行います.
(予定では1月31日に東工大でやる予定です.詳細は追ってまたご連絡いたします) 

中嶋亮太

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